Yuntao 韫韬's profileRefresh---rainPhotosBlogListsMore Tools Help

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    February 04

    恋空

    色黒 明るい茶髪
    整った細い眉毛 腰パンにはだけたワイシャツ
    背が高い…おそらく 180 くらいはあるだろ う。
    耳にはたくさんのシルバーピアス。

    その集団の中では、 あきらかにリーダー的存在

    その男が鋭い目付きでを睨みながら こっち向かってくる。

    美嘉とユカは視線をそらし逃げる態勢をとっ た。

    人の前に立ちはだかったその男は口を開 いた。

    「美嘉…だよな。俺は弘樹。」

    …弘樹?ヒロ?? ギエェェ!!
    夏休み中ずっと連絡とってたヒロ?

    低くて落ち着いた声。 想像してたヒロは、 爽やかで大人っぽくて…

     

    「よろしくな!」


    ヒロは見た目から想像できないような子供 みたいにあどけない笑顔で 右手を差し出した。

    引きつった作り笑顔でじんわり汗ばんだ右 手を差し出し、 ヒロの右手を軽く握る美嘉。

    隣では彼氏いない歴 16 年の純情なユカが、
    黄色いゴムで後ろに束ねられた黒髪をプル プルと震わせながら今にも失神しそうな顔 をしている。

    美嘉でさえ怖いのに、 ユカには刺激が 強すぎたか…。

    キーンコーンカーンコーン

    運よく鳴ったチャイム。

    握手した手をパッと離し
    放心状態のユカとノゾムと楽しそうに会話する アヤを強引に引っ張り、
    教室へ向かった。

    席につく。 心がついて行かない。
    ヒロ、想像と全然違うし…。

    頭をかかえていると アヤが先生を気にしながら耳元で呟いた。

    「さっき握手してた人ってもしかしてヒロ 君?!超イケメンじゃん!美嘉ラッキー♪あ たしはノゾム狙いだから安心しなさい♪」

    イケメンだったっけ。 顔見る余裕なかった…

    そのまま顔を伏せている美嘉にアヤは続け る。

    「お互いマジで頑張ろ!高校生活でイケメ ン get しなきゃね~♪」


    「…まだ好きとかじゃないもん。ってか今日 会ったばかりだし!!」


    「これからどうなるかわかんないじゃん♪」

    この時は、
    ヒロに恋するなんて全然思ってもいなかっ たんだ…。